TOP2017年10月松本城にごう音 「古式砲術演武」披露
火縄銃で空砲を放ち、ごう音を響かせる松本城鉄砲隊

 戦国時代の鉄砲隊を再現する恒例の「古式砲術演武」(松本市、市教育委員会主催)は15日、松本市の松本城本丸庭園で行われた。小雨が降る中、火縄銃の空砲が放たれて大きな重低音がとどろくたびに、観客が歓声を上げた。

 地元の松本城鉄砲隊と、愛知、静岡両県の古式砲術研究会の計約40人が演武を披露した。雨で火縄や火薬がぬれるのを防ぐため用意されたテントに、甲冑(かっちゅう)や陣羽織を着た隊員らが堂々と入場。「放て」という掛け声に合わせて発砲すると、空気を揺るがす音とともに白煙が上がった。

 演武は29回目。松本城鉄砲隊の隊長西堀恒司さん(69)=松本市沢村=は「練習の成果を出すことができた。伝統ある砲術をこれからも伝えていきたい」と話していた。

2017年10月16日掲載