TOP2017年11月霧の松本城、ぼんやりと 県内 冷え込んだ朝
霧に包まれた松本城。観光客が写真に収めていた=28日午前8時44分、松本市

 県内は28日朝、放射冷却の影響で冷え込み、広い範囲で霧が発生した。長野地方気象台は全域で濃霧注意報を発表。松本市の松本城公園も濃い霧に包まれ、ぼんやりと浮かぶ天守のシルエットを、海外から訪れた観光客が盛んにカメラに収めていた。

 公園内の木々は葉が落ちてすっかり冬の装い。松本の朝の最低気温は氷点下1・9度と12月上旬並みの冷え込みで、堀の水面からは水蒸気が立ち上っていた。市街地一帯も霧の中で、自動車はライトをつけて走っていた。

 散歩で公園を訪れた同市大手4の松木一夫さん(83)は「けさは冷えたので、厚手の手袋をはめて出掛けてきた。霧に包まれたお城の雰囲気もいい」と笑顔で話していた。

 28日朝の最低気温は、全30観測地点のうち、開田高原氷点下5・8度、長野同0・9度など27地点で氷点下を記録した。一方、高気圧に覆われておおむね晴れたことで、日中の気温は上昇。同日正午の気温は長野11・6度、松本6・1度、諏訪9・0度、飯田9・6度、軽井沢9・7度。

 29日は、寒冷前線が昼前にかけて通過し、西高東低の冬型の気圧配置となる見込み。このため県内全域で晴れるが、昼前から曇りがちになり、北部では雨の降る所もあるとみられる。

2017年11月28日掲載