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松本大教育学部の認可答申 文科省審議会 来年4月新設へ

 大学設置・学校法人審議会は26日、松本大(長野県松本市)が2017年4月に教育学部を新設するとの申請を認めるよう松野博一文部科学相に答申した。文科相は8月末にも正式に認可する見通しで、それを受けて松本大は学生募集を始める。県内で教育学部があるのは信州大(本部・松本市)だけで、私大での設置は初めてとなる。

 松本大の計画によると、新設するのは教育学部学校教育学科の1学部1学科で、定員80人。小学校教諭と特別支援学校教諭の免許を取得できるカリキュラムにする。大学側は3月末に文科省に計画を申請し、文科相が4月に設置審に諮問していた。

 答申で設置審は、計画を進める上での留意事項3点を挙げた。学部開設までに「(大学が定年とする65歳の)退職年齢を超える専任教員の割合が高い」として適切な教員組織の編成を要請。五つの授業科目については開講までに教員を充足すること、一部の科目内容と科目名を改めることも求めた。

 松本大の住吉広行学長は取材に対し、留意事項について「対応すると文科省側に伝えている」と説明。残る手続きとして、小学校と特別支援学校教諭1種の教職課程開設に関しても文科省に申請中で、「万全を期して準備を進め、学生に来てもらえるようにしたい」と述べた。

 松本大は02年に総合経営学部の1学科(総合経営学科)で開学。06年に同学部内に観光ホスピタリティ学科を設置し、翌年に管理栄養士養成課程を持つ健康栄養学科と、スポーツ健康学科でつくる人間健康学部を新設した。教育学部設置により、入学総定員は現在の320人から400人になる。運営母体は松商学園高校などを運営する学校法人松商学園(松本市)。

(8月27日)

長野県のニュース(8月27日)