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今夏の諏訪湖ヒシ繁茂面積22%の大幅減

 諏訪湖の浮葉植物ヒシの繁茂面積が今年の夏は143ヘクタール(速報値)だったことが30日、県水産試験場諏訪支場(諏訪郡下諏訪町)の調査で分かった。昨年(183ヘクタール)より22%減った。統計がある2005年以降では、06年の83ヘクタールに次いで少なかった。

 ヒシが最も繁茂する時季の8月8、9日に、衛星利用測位システム(GPS)を使って群落の面積を測った。繁茂面積は諏訪湖(1330ヘクタール)の11%を占めた。昨年は14%だった。

 繁茂面積は09年以降、増減を繰り返しているが、同支場は理由ははっきりしないとしている。ただ、県がヒシの専用刈り取り船を本格稼働した13年度以降は、最多だった09年(236ヘクタール)に近い例はなく、伝田郁夫支場長は「分析する必要があるが、刈り取りの成果が出ているとみられる」としている。

 今夏の面積が狭かったことと7月のワカサギなどの大量死に関連があるかは、分からないという。

(8月31日)

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