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「おたぐり」具材に、目指せ飯田名物「おたそば」

おたぐり(手前)とともに麺や具材を炒める飯田商工会議所青年部のメンバーら=1日夜、飯田市おたぐり(手前)とともに麺や具材を炒める飯田商工会議所青年部のメンバーら=1日夜、飯田市 見た目にも気を配った「おたそば」見た目にも気を配った「おたそば」
 飯田商工会議所青年部(飯田市)が、馬の腸を煮込んだ伊那谷名物「おたぐり」を具材に使う焼きそば「おたそば」の開発に取り組んでいる。リニア中央新幹線開業を見据え、飯田市らしいB級グルメを作りたいと試行錯誤。飲食店経営者やシニア野菜ソムリエの助言を得ながら、独自の味を追い求めている。

 1日夜、会員13人が市内で勉強会を開き、大人向けの味付けを検討した。初めて参加する会員らに作り方を教えながら、七味唐辛子やラー油をかけて試食。初参加の小池昂史(たかふみ)さん(29)は「具材の食感が良く、油っぽくないので食べやすい」と話した。

 おたそばは、同商議所青年部の有志が昨年2月に開発に着手。当初から関わるクリーニング店経営の横前哲也さん(45)は「伊那市にはローメン、駒ケ根市にはソースかつ丼がある。飯田市にも地域を代表するB級グルメが必要だと思った」と話す。

 月1回の頻度で試作を繰り返し、塩だれとオイスターソースをベースにした味付けにたどり着いた。会員でシニア野菜ソムリエの久保田淳子さん(38)の助言で、具材には食感を良くするため飯田市産のパプリカとハナビラタケを使う。おたぐりは鉄板で炒めると臭いが出るため「麺の上で温めるのがこつ」という。

 本年度は市内で18日に開かれる「焼来肉(やきにく)ロックフェス」や、11月3日に開かれる「飯田丘のまちフェスティバル」で販売する予定。材料や作り方は一般公開していく方針で、横前さんは「飲食店のメニューに加えてもらい、認知度が高まっていくといい」と話している。

(9月3日)

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