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諏訪湖のワカサギ漁獲は例年の2割余 漁協が調査

調査のため諏訪湖全域で集めたワカサギ=3日、諏訪市調査のため諏訪湖全域で集めたワカサギ=3日、諏訪市
 諏訪湖漁協(諏訪市)は3日、7月末に諏訪湖で起きたワカサギの大量死を受けて、湖内の資源量を調べるために湖全域で捕獲調査を始めた。同月末から3〜4日に1度ずつ湖心など6地点で試し取りをしている調査の範囲を拡大。漁獲は例年の2割余で、8月上旬に同漁協が「約8割が被害を受けた」とした推定を裏付けた。

 同漁協は5日朝にも、湖全域を調査し、延期している投網漁の解禁などについて方向性を決める。

 3日は組合員13人が午前4〜6時に投網漁をした。今春に放流されたり、ふ化したりした「小公」の漁獲は21・21キロ。漁協によると、9月上旬の投網漁では例年100キロほどという。

 一方、1匹当たりの重さは2・328グラムで、例年の約1グラムと比べると倍以上。生息数が減ったため、1匹当たりの餌の量が増え、順調に成育したとみられる。

 藤森貫治組合長(72)は「試し取りと似た結果で非常に厳しい。5日の調査結果も踏まえて、春先の採卵まで資源を残すよう対応を考えたい」と話した。

(9月4日)

長野県のニュース(9月4日)