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次世代の乗り物、軽井沢に 展示・試乗のイベント

小型の乗り物に試乗する参加者=3日午後2時47分、軽井沢町発地小型の乗り物に試乗する参加者=3日午後2時47分、軽井沢町発地
 多彩な小型の乗り物を展示し、試乗できる催し「ネクストモビリティ・バザール2016inかるいざわ」が3日、2日間の日程で北佐久郡軽井沢町の軽井沢風越公園総合体育館で始まった。先進7カ国(G7)交通相会合(23〜25日)の直前イベントの一つ。主催者は多様な交通手段が今後、より重要になるとみて将来の社会について考えてほしいと企画。訪れた人たちは次世代の乗り物を体感していた。

 主催は、研究者や技術者らの団体「ネクストモビリティ・コミュニティ」(東京)。市販していたり、個人が開発したりした乗り物を集めた。多くが1人乗りで人力や電気で動く。歩行困難者ら向けの「足こぎ車いす」はペダルを楽にこげ、スクーターに似た「電動カート」はレバーなどの操作で走り、折り畳める。

 軽井沢町の真山(さのやま)理恵さん(34)は長女(6)、長男(4)と訪れ、「触って、実際に動かす体験ができて良かった」と喜んでいた。世話人の1人の建築家大野秀敏さん(66)=東京大名誉教授=は「高齢化で自動車と歩行の間に位置付けられる『第三の交通』が必要。人々が抱える障害もさまざまで、多様な移動手段が求められる」と話していた。

 紙飛行機の工作教室や小型無人機「ドローン」の操縦体験、「自動運転の電気自動車(EV)がどう世界を変えるか」をテーマにアイデアを出し合う「ブレーンストーミング」もあった。

 4日は午前10時〜午後4時に開催。会場近くの軽井沢アイスパークや併設の屋外スケートリンクでは「エコカーふれあいフェスタ」もあり、EVや燃料電池車(FCV)の展示・デモ走行などをする。

(9月4日)

長野県のニュース(9月4日)