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ベトナムへ来年にも進出 土木管理総合試験所

ベトナムへの進出方針を明らかにする下平社長ベトナムへの進出方針を明らかにする下平社長
 土木管理総合試験所(長野市)の下平雄二社長は5日、信濃毎日新聞のインタビューに答え、来年にもベトナムに進出する方針を明らかにした。日本で新設工事の大型案件が減少すると予想し、海外展開を検討。ベトナムは経済発展に伴い、地質調査などの需要が見込めると判断した。既に今春、現地で社員の採用活動を始め、土木系の大学生や既卒のベトナム人計6人を採用・内定した。

 来年中にも同国に駐在所を設けて市場調査などを進める。下平社長は現地の建設会社や同国で事業を手掛ける日本企業との連携を示唆。「これから高度成長期を迎える国。今から少しでも参入し、ある程度のポジションを得られるようにしたい」と語った。

 採用した学生らは来春までに入社。日本で経験を積んだ後、希望も考慮しつつ、ベトナム国内に配置する想定だ。

 同社は2015年8月に東京証券取引所第2部に上場し、15年12月期の連結売上高は前期比7・7%増の43億6300万円。東日本大震災の復興関連や20年の東京五輪、リニア中央新幹線建設といった大型プロジェクトに関わる地質調査、既存インフラの点検・劣化診断などを受注し、16年12月期も増収を見込む。

 同社は東証1部への指定替えを申請中。これに伴う株式の「立会外分売」について5日、予定日を今月9〜14日のいずれかから21〜23日のいずれかに変更すると発表した。

(9月6日)

長野県のニュース(9月6日)