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外国人客のもてなし考える 軽井沢G7交通相会合控えシンポ

海外の政府機関関係者による講演などがあった「外国人客おもてなし研究シンポジウム」=5日、軽井沢町内のホテル海外の政府機関関係者による講演などがあった「外国人客おもてなし研究シンポジウム」=5日、軽井沢町内のホテル
 北佐久郡軽井沢町で23〜25日に開かれる先進7カ国(G7)交通相会合の直前イベントの一つ、「外国人客おもてなし研究シンポジウム」が5日、同町の万平ホテルであった。約130人が参加。海外の政府機関関係者が自国の観光地やインバウンド(海外誘客)戦略を紹介する講演をはじめ、県内の大学生や高校生の発表などがあり、おもてなしについて考えた。

 会合の受け入れ準備を進める町民会議と地元の通訳・翻訳業の軽井沢ガイドサービスが企画。機運を高め、軽井沢がリゾート会議都市を目指して取り組んでいることを広く知ってもらおうとの狙いだ。

 英国大使館公使のデービッド・エリスさんは「観光業は英国の経済にとってとても重要」と強調。310万人もの雇用を支え、2015年には3610万人以上の外国人客が訪れ、経済効果は3兆536億円に上ったと説明した。

 フランス観光開発機構在日代表のフレデリック・マゼンクさんは、観光業が国内総生産(GDP)の7%を占め、年間を通じてイベントが充実している点をPRした。

 イタリア大使館経済・商務部のルカ・クエリンさんは、あまり知られていなかった観光地がソーシャルメディアで人気上位に浮上しており、「小中規模の観光地が今後の可能性を生み出すと言える」と主張。ドイツ観光局アジア・オーストラリア地区統括局長のレイカート・ケッテルハーケさんは20年まで毎年、重点的な観光のテーマを設けて取り組んでいると説明した。

 松本大(松本市)の学生6人は、千曲市戸倉上山田温泉で行われている外国人らを対象にした「自転車ガイドツアー」の事例研究について発表。軽井沢高校2年の金井百合さんは佐久市名物の佐久鯉(ごい)、同校3年の小野沢宏海さんは自身も習う和太鼓をそれぞれ説明した。

(9月6日)

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