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喬木村が候補地申請 リニア「ガイドウェイ」作業場 

喬木村が正式に県へ申請したガイドウェイ関連施設の候補地=5日、喬木村阿島喬木村が正式に県へ申請したガイドウェイ関連施設の候補地=5日、喬木村阿島
 JR東海がリニア中央新幹線建設工事に関連して、県を通して用地を探しているガイドウェイ組み立て作業場で、下伊那郡喬木村が同村阿島の堰下(せぎした)地区を候補地として正式に県に申し出た。市瀬直史村長が5日の村議会9月定例会あいさつで明らかにした。

 ガイドウェイは、パネル状のコイルを取り付けたコンクリート製のU字形の構造物で、通常の鉄道の軌道部分に当たる。超電導磁石を備えた車体と、ガイドウェイの側壁内側に設置したコイルとの間で強力な磁界を発生させ、電磁石の反発力や吸引力を使って車体を浮上、推進させる仕組み。

 同地区の候補地は農地など約5ヘクタール。コイルのパネルとコンクリート板をガイドウェイとして組み立てる作業場や一時保管所として利用する計画。これまでに同村と地権者、JRで協議を進めてきていたが、県の照会を受け村が8月に正式に申し出た。今後、用地の範囲が決まり次第、地権者でつくる協議会が発足する見通し。村は作業場として利用後、跡地で商業地などの開発を検討している。

 同社によると、県内で必要となるガイドウェイの作業場は最大で12ヘクタールで、2018年春ごろから26年3月末まで利用する計画。昨年12月県に候補地調整を依頼し、県は飯田下伊那地方の14市町村に情報提供を求めている。喬木村以外の候補地の取りまとめ状況について、県は明らかにしていない。

(9月6日)

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