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コマレンジャー活動に光 駒ケ根工高に賞

アンバサダー賞の賞状を持つ川上さん(前列中央)、漆山さん(同右)、小林さん(同左)とコマレンジャー同好会の会員アンバサダー賞の賞状を持つ川上さん(前列中央)、漆山さん(同右)、小林さん(同左)とコマレンジャー同好会の会員
 スマートフォンの初心者が、インターネットを安全に使いこなすための取り組みを中高生が競う米グーグル主催の「ウェブレンジャープログラム」で、駒ケ根工業高校(駒ケ根市)の「コマレンジャー同好会」のチームが、最高賞に次ぐアンバサダー賞に選ばれた。自身や友人らの体験を基に、中学生に架空請求詐欺の危険性を伝え、県内高校に活動への参加を募ったことなどが評価された。

 チームは川上大空(ひろたか)さん(17)、漆山啓(ひろむ)さん(17)、小林莉子さん(17)。同プログラムは全国の中学、高校、高専の計34校・49チームが参加した。駒ケ根工業の3人のチームを含め、優れた活動と認められた10チームが4日、都内で開いた催しで審査員に活動を紹介、入賞チームが決まった。アンバサダー賞には4組が選ばれた。

 コマレンジャー同好会は、生徒が演じるご当地ヒーローのショーを地域の催しで披露したり、ボランティア活動をしたりしている。スマホに関する取り組みを「高校生スマホキャラバン」と銘打って3月に開始。地元中学生への講演では、ネット上での個人情報の保護やストーカー行為について注意喚起。他校に活動参加を呼び掛け、今月は高遠高校(伊那市)生徒と共に高遠中学校(同)で啓発する。

 受賞が決まり、小林さんは「全然予想していなかった」、ヒーローの衣装を着て4日の催しに臨んだ漆山さんは「安心した」と喜んだ。他チームからは過度なスマホへの依存やパスワードの使い回しなどについて問題提起する発表もあり、3人は今後の活動の参考にする。川上さんは取り組みを全国に広げるのが目標とし、「アンバサダー賞の名に恥じない活動をしたい」と話していた。

(9月7日)

長野県のニュース(9月7日)