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ファンタジー躍動 OMFオペラ「子どもと魔法」

背番号付きユニホーム姿のOMF児童合唱団員が主役(中央上)に迫った「子どもと魔法」の一場面=6日、松本市背番号付きユニホーム姿のOMF児童合唱団員が主役(中央上)に迫った「子どもと魔法」の一場面=6日、松本市
 松本市で9日まで開催中のセイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)で6日、小澤征爾音楽塾オーケストラによるオペラ「子どもと魔法」の初回公演がまつもと市民芸術館であった。観客約1400人が、家具や動物などのキャラクターがにぎやかに動き回るファンタジーの世界に浸った。

 子どもと魔法はラベル作曲。小澤さんが2013年、前身の「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」で指揮した公演のアルバムが今年2月にグラミー賞最優秀オペラ録音部門を受けた。今年は、ウィーン国立歌劇場音楽スタッフのエリック・ミーリアさん(42)が指揮。13年に出演した外国人歌手3人も再び登場した。

 母にしかられた男の子が主人公で、やつあたりされた椅子や「数字」などがコミカルな動きで仕返し。夜の庭の場面では音楽も神秘的で、男の子が多くの生き物に会い優しさを見せると、最後は温かな響きの合唱が会場を包んだ。

 松本市に帰省中の大学3年樋口祥子(さちこ)さん(21)は家族5人で鑑賞し、「オーケストラと演劇の一体感が伝わってきた」と話した。

 9日の公演は午後7時開演。チケットは、同館とキッセイ文化ホール(県松本文化会館)で販売している。

(9月7日)

長野県のニュース(9月7日)