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小中一貫教育、来年度始動 茅野市教委方針

 茅野市教育委員会は7日、市立小中学校への導入を検討してきた小中一貫教育について、来年4月に始める方針を明らかにした。小中学校の校長、教頭でつくる組織が小中の各学年で何をいつ教えるかを具体化した教育課程を既に作成。教員に9年間を通じた教育への意識付けを図るとした。小学5年以上の一部教科で中学と同様の教科担任制を導入し、中学進学時に不登校などが増える「中1ギャップ」の解消を目指すとした。

 茅野市には9小学校、4中学校がある。市教委によると、来年4月以降も各校の独立を維持し、それぞれに校長や教職員がいる「小中一貫型小学校・中学校」とする。小中一貫型小学校・中学校は、3月の学校教育法施行規則改正で1人の校長の下で小中一貫教育を行う「義務教育学校」に準じて導入することが可能になった。

 各学年の指導内容は学習指導要領に従い、前倒しはしない。小中学校の校長、教頭らでつくる「小中一貫教育推進委員会」が作った教育課程に沿い、「自ら学び、ともに高め合い、豊かな学びと生きる力を育む」を目標に指導する。

 国語と算数については小学5年で教科担任制を採用。中学校の教員が小学校で教えることも検討している。

 市教委は、10月に小中一貫教育について教員や保護者の理解を促すパンフレットを配り、円滑なスタートを目指すとしている。

(9月8日)

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