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オペラ「子どもと魔法」で大団円 16年OMF全日程終了

オペラ「子どもと魔法」の終演後、並んで観客にあいさつする出演者たち=9日、まつもと市民芸術館オペラ「子どもと魔法」の終演後、並んで観客にあいさつする出演者たち=9日、まつもと市民芸術館
 松本市で開催してきたセイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)は9日、小澤征爾音楽塾オーケストラなどによるオペラ「子どもと魔法」の最終公演をまつもと市民芸術館で開き、1カ月の全日程を終えた。この日は約1550人が鑑賞。管弦楽と声楽、幻想的な演出が織りなす舞台の幕が閉じると、会場は大きな拍手に包まれた。

 ラベルが作曲した「子どもと魔法」は、OMF総監督の小澤征爾さん(81)が2013年、前身のサイトウ・キネン・フェスティバル(SKF)松本でも指揮。公演を収録したアルバムが今年2月、最優秀オペラ録音部門でグラミー賞を獲得した。

 この日は公演前にオーケストラによる楽器紹介があり、アニメテーマやクラシック曲などを奏でて来場者を楽しませた。舞台ではオーケストラが物語の流れに合わせ、情感たっぷりに演奏。木曽郡木曽町の会社員稲垣直子さん(32)は「アットホームな感じで楽しめたし、生で聴く演奏はやっぱりいい。来年以降も足を運びたい」と話していた。

 8月9日に開幕した今年のOMFは、SKF松本から名称を変えて2年目。SKFから数えて25年の節目となった。実行委員会によると、今回の一般向け10公演には計約1万4千人が訪れた。

(9月10日)

長野県のニュース(9月10日)