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大きく育て!エビモリの木 中野西高生が生育状況モニタリング

植えられた木の高さを測る中野西高校の生徒植えられた木の高さを測る中野西高校の生徒
 中野西高校(長野県中野市)1〜3年生約70人が10日、下高井郡山ノ内町志賀高原のスキー場跡地2カ所で、ゲレンデだった場所に植えられた木の生育状況をモニタリング調査した。歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが中心となり、2014年に始まった志賀高原の森林再生活動「ABMORI(エビモリ)」(実行委員会主催)の一環。木が順調に育っているかどうかを初めて本格的に調べた。

 エビモリの活動ではこれまでに、旧前山スキー場と旧笠岳スキー場に計約2万8500本の苗木を植えた。継続的な環境学習につなげようと、実行委が同校に協力を求め、昨年からモニタリング調査を実施。昨年は調査対象の木にタグを付け、今回は初めて木の成長を記録した。

 生徒は15班に分かれてミズナラやダケカンバなど計450本を調査した。根元部分の直径をノギスで、高さを巻き尺でそれぞれ測り、専用の台紙に記入。「ナナカマドの実がかわいい」と、スマートフォンで写真を撮る女子生徒もいた。

 旧笠岳スキー場で作業した1年生の佐藤立樹(たつき)さん(16)は今年6月のエビモリで植樹も体験しており、「僕たちが植えた木が大きく育ってくれるとうれしい」と話した。調査は長期間続け、10年後をめどに学会で結果を発表する。

(9月11日)

長野県のニュース(9月11日)