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秋の訪れ、咲くヒガンバナ 松川町の嶺岳寺

嶺岳寺の境内に咲き始めたヒガンバナ=12日、松川町生田 嶺岳寺の境内に咲き始めたヒガンバナ=12日、松川町生田 
 長野県下伊那郡松川町生田の嶺岳(れいがく)寺でヒガンバナが咲き始めた。高台にある境内には約5万本が植わる。12日も真っ赤な花が陽光に輝き、秋の訪れを告げていた。

 広沢勝則住職(79)が春の彼岸に花を咲かす梅に加え、秋の彼岸もきれいな花で参拝者を迎えたいと、長年、株分けや草取りなどをして大切に育てている。

 別名は曼珠沙華(まんじゅしゃげ)。仏教で天上に咲く花を指す。今年は数日前から日陰を中心にぽつぽつと花を付け始めた。近くには、見頃は過ぎたが白色の「シロバナマンジュシャゲ」も咲き、彩りを添えている。

 「ヒガンバナの赤、下草の緑、梅の幹の黒、青空と4色のコントラストを楽しんでほしい」と広沢住職。今年は残暑が厳しく花が一斉に咲かない「まばら咲き」の傾向だが、長い期間見られそうという。花は20日前後に見頃となり、今月末まで楽しめる。

(9月13日)

長野県のニュース(9月13日)