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9合目まで緩和24日に 御嶽山王滝口登山道の入山規制

遥拝所(右奥)近くにある立入禁止の看板。9合目まで2段階で入山規制が緩和される=13日、王滝村遥拝所(右奥)近くにある立入禁止の看板。9合目まで2段階で入山規制が緩和される=13日、王滝村
 木曽郡王滝村は、御嶽山の王滝口登山道の入山規制を17日午前7時に8合目まで緩和し、24日午前7時には9合目まで登れるようにする。避難小屋を補強し、登山道整備を進めた。2014年9月27日の噴火から2年を前に、同村側からも高山の登山ができるようになる。

 御嶽山は現在、噴火警戒レベル2(火口周辺規制)で、火口からおおむね1キロ圏内は立ち入れない。王滝口登山道の9合目は範囲外だが、村は避難場所が不十分として、7合目の田の原から600メートル先の遥拝(ようはい)所より上部を規制してきた。

 村は今夏、8、9合目にある村所有の避難小屋の屋根を防弾チョッキの素材「アラミド繊維」で強化し噴石対策とした。荒れていた登山道を整備し、9合目避難小屋には防災無線を設置した。

 17日以降、田の原観光センターを拠点にし、登山道の安全確認や軽微な修繕を担う「パトロール隊」(仮称)を設け、毎日2人が活動する。登山者の安全を守るため当面、遥拝所のゲートを午前7時に開け、パトロール隊員が山を下りる午後4時に閉める。

 瀬戸普村長が13日開会の村議会9月定例会で規制緩和を明らかにした。村長は「しっかり安全対策を取り、厳しい村の観光業が立ち直るようにしたい」と話している。

(9月14日)

長野県のニュース(9月14日)