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莉菜さん縫いぐるみ戻ってきたよ 小谷で発見 両親「感謝」

莉菜さんが持って出た縫いぐるみを手に取る美保さん莉菜さんが持って出た縫いぐるみを手に取る美保さん
 北安曇郡小谷村で8月27日に行方不明になり、同29日に村内の川で遺体で見つかった松本市笹賀の小学1年生、町田莉菜さん(7)が行方不明時に持っていた縫いぐるみが見つかり、両親に返却された。両親は14日に信濃毎日新聞の取材に応じ、「見つからないと思っていた」と関係者に感謝した。

 縫いぐるみは大きなしっぽとウサギのように長い耳が付いたアニメのキャラクターで大きさは約20センチ。母親の美保さん(44)によると、莉菜さんは行方不明になる前日の8月26日夜、小谷村の祖父母宅近くで開かれた祭りのくじ引きで縫いぐるみを当て、肌身離さず持っていた。

 9月2日、遺体発見後も遺留品の捜索を続け、草刈りをしていた大町署員が発見。莉菜さんのサンダルが見つかった場所に近い草むらに落ちていたという。同日開いた「おわかれの会」の後に父親の修一さん(46)が連絡を受け、13日に同署で受け取った。

 修一さんは「『どうしても家族に返したかった』と言ってもらい、ずっと探してくれていたんだと驚いた」。美保さんは「感謝の気持ちをどう表したらいいか分からないくらい」と話していた。

 美保さんは13日夜、草刈り機に引っ掛かって所々破れた縫いぐるみを手縫いで直し、遺影の近くに置いた。

(9月15日)

長野県のニュース(9月15日)