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「敬老の日」商戦3世代狙う 県内小売店や宿泊施設

ヌボーラルブルが「敬老の日」向けに販売する手のひらサイズの鉢植え=長野市ヌボーラルブルが「敬老の日」向けに販売する手のひらサイズの鉢植え=長野市
 19日の「敬老の日」を含む3連休に向け、県内の小売店や宿泊施設が孫、子どもを含む3世代の需要を取り込もうと商戦を繰り広げている。孫世代を念頭に手頃な価格の商品を販売したり、家族だんらんをテーマにした宿泊プランを打ち出したりしている。

 長野駅ビル「MIDORI長野」(長野市)では19日まで、飲食や衣服、土産などの約30店舗が敬老の日にちなんだフェアを開催中。駅の利用者を意識した持ち帰りやすいサイズや、学生も購入しやすい価格など工夫を凝らす。

 1階の生花店ヌボーラルブルは「お守り観葉シリーズ」を用意。手のひらサイズの鉢に入れたパキラやポトスなど4種類の植物と、花言葉などに由来して「永遠の富」や「夫婦円満」と書いたお守りをセットにした。1鉢2千円(税別)。千〜2千円台のミニ盆栽シリーズもある。

 同じく1階の雑貨店、浜文様MIDORI長野店は、500〜千円のハンカチや手ぬぐいなど十数点を販売。「福」をかけたフクロウや「感謝」などの言葉を刺しゅうしたデザインでアピールする。

 蓼科グランドホテル滝の湯(茅野市)は10月7日まで、65歳以上と宿泊すると安くなる「長寿県のシルバープラン」を展開。4人で泊まる場合、1泊2日の平日価格(1人1万2960円)が1割ほど安くなる。チェックインは通常より1時間早い午後2時に設定。エレベーター近くの部屋を利用できる。

 ホテルメルパルク長野(長野市)は、パティシェが作るケーキを限定販売。お年寄りの好みを考慮し、抹茶生クリームや小豆を使った。5号サイズ税込み3240円で、予約は17日まで。近隣保育園の園児が描いた祖父母の絵を飾り、雰囲気も盛り上げる。高遠さくらホテル(伊那市)は通常より最大約3割安い1泊2日1人9800円の特別プランを販売。昨年は敬老の日限定だったが、今年は9月の平日全てに拡大した。

 シャツ製造のフレックスジャパン(千曲市)は「いつもありがとう」「一生青春」など10種類の言葉を刺しゅうした「メッセージ・タイ」を1本2990円(税込み)で限定発売。担当者は「バレンタインデーのチョコレートのように、敬老の日の贈り物としてメッセージ・タイを定着させたい」としている。

(9月16日)

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