長野県のニュース

味わって私たち自慢のコメ 須坂園芸・須坂創成高生

ホテル信濃路で販売する「風さやか」の3合パックホテル信濃路で販売する「風さやか」の3合パック
 須坂市の須坂園芸高校農業経済科3年生と須坂創成高校園芸農学科2年生でつくる「作物クラブ」が17、18日、自分たちで栽培した県独自品種のコメ「風さやか」を長野市岡田町のホテル信濃路で対面販売する。公立学校共済組合長野支部が運営する同ホテルは、「流通の学びの場」として県内の実業系高校生が独自商品を販売する機会を定期的に設ける構想で、その皮切り。ラベルなどもデザインした自慢のコメを生徒自身の手で販売する。

 作物クラブは2013年に風さやかの栽培を始め、収量、食味、品質、経済性などを研究している。昨年は中野市、須坂市の計3カ所で約300キロを収穫。今年も生育は順調で、14日には比較対象として栽培するコシヒカリの稲を収量調査のために刈った。

 風さやかは栽培しやすく、冷めてもおいしく食べられ、おにぎりや弁当にも適しているという。校内で販売してきたが、昨年は東京の物産展などに出品。好評だったため、今年は全て校外で販売することにした。

 今年の収穫はこれからで、今回は昨年産の3合入りパックを200円で販売する。2日分で計150パックを用意。生産や精米、包装にかかる費用などを計算し、利益が出る価格を設定した。生徒たちがデザインしたラベルには、爽やかな雰囲気が出るよう、青空と水田、作業中の生徒の写真を配置した。

 両日とも午前10時半、午後4時半からの2回、ホテルのロビーで1時間ずつ販売。作物クラブの部長で須坂園芸高3年の宮尾綾乃さん(18)は「一人でも多くの人に手に取ってもらい、風さやかのおいしさを広めたい」と話す。

 同ホテルは他の高校にも利用の呼び掛けを始めており、参加校を増やし、販売の定期化を目指す。

 須坂創成高校は15年4月、須坂園芸高と須坂商業高を再編統合して開校。両校3年生は在学中。

(9月16日)

長野県のニュース(9月16日)