長野県のニュース

19日で安保法成立1年 県内28市町村で抗議活動

 戦後日本の安全保障政策を大きく転換させた安全保障関連法が成立して19日で1年。反対の声は県内でも根強く、19日は各地で抗議集会やデモなどが計画されている。信濃毎日新聞のまとめだと、何らかの抗議活動が予定されている地域は、少なくとも28市町村に上る。

 長野市の上千歳広場では19日午前10時半から「戦争をさせない!9・19集会」、松本市のJR松本駅前では午後1時半から「9・19松本アクション」が開かれる予定だ。ともに市民有志や護憲団体などでつくる実行委員会が主催。安保法廃止を訴える集会に続き、市街地でデモ行進を行う。

 このほか、諏訪、上田、飯田、佐久、伊那、中野、大町、岡谷、茅野、千曲、飯山、須坂、東御の各市で抗議集会や街頭活動などが予定されている。

 「昨年9月19日の気持ちを絶対忘れない」。中野市の「戦争をさせない1000人委員会・北信州」事務局長の涌井純生さん(69)は安保法成立後も毎月19日、委員会の仲間と反対運動を継続してきた。強行成立を忘れない―との思いは各地の運動で共通している。

 7月の参院選の結果、「改憲勢力」が衆参両院の議席の3分の2を獲得。改憲勢力が結束すれば、憲法改正原案を発議し、国民投票へ進む可能性もある。19日に大町市内で抗議活動を計画する実行委員会の呼び掛け人は、「改憲が政治日程に上りつつある。国民投票を視野に入れて運動しないといけない」と考えている。

(9月18日)

長野県のニュース(9月18日)