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伊那市と新宿区が友好発展誓う 提携10周年で式典

特別展の内覧会で内藤さん(手前左)から説明を受ける白鳥市長(中央)と吉住区長(右)特別展の内覧会で内藤さん(手前左)から説明を受ける白鳥市長(中央)と吉住区長(右)
 伊那市と東京都新宿区は17日、友好提携10周年を記念した式典と交流会を同区の新宿歴史博物館で開いた。関係者約80人が出席して記念品を交換し、同館で18日から開く特別展「信州高遠藩 歴史と文化」をそろって内覧。友好関係の発展を誓い合った。

 式典では白鳥孝市長が区の多くの小学生が市内で農家民泊をしていることなどを紹介し「交流の輪が広がっている。一層深め、住民同士の幅広い交流が進むことを切に願う」。吉住健一区長は東日本大震災の際に市が飲料水などを送ったことに感謝し「いざというときに助け合える関係を続けたい」と応じた。

 白鳥市長はガラスの花瓶を、吉住区長は蒔絵(まきえ)のペーパーウエート(文鎮)を贈った。それぞれの地元の作家が作った品という。

 両市区は江戸時代に高遠藩主・内藤家の下屋敷が新宿御苑(新宿区)にあった縁で2006年7月に友好提携。旧高遠町時代を含めると、1986(昭和61)年7月から30年、友好提携が続いている。

 この日は内藤家17代当主の内藤頼誼(よりよし)さん(81)=新宿区=も来賓として出席。特別展を内覧し「私の知らないこともよく調べてある。保科、鳥居、内藤の(歴代藩主)3家の資料をそろえた画期的な展示だ」と感心していた。特別展は11月20日まで。

(9月18日)

長野県のニュース(9月18日)