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「生活の匂い」漂う風景画 上田で原田泰治展

ギャラリートークで展示作品について解説する原田さんギャラリートークで展示作品について解説する原田さん
 諏訪市の画家原田泰治さん(76)の作品を集めた企画展「原田泰治が描くふるさと詩情」が17日、上田市の市交流・文化施設「サントミューゼ」内の市立美術館で始まった。同市合併10周年を記念し、市などでつくる実行委員会の主催で、信濃毎日新聞社などが後援している。国内外の風景を描いた作品を中心に37点を飾った。初日は、原田さんが作品に込めた思いを語るギャラリートークがあった。

 上田を題材にした作品は7点あり、原田さんが「生活の匂いがしてくる」と紹介したのは、新作のアクリル画「真田の里」(縦約80センチ、横100センチ)。同市の真田地域の田園風景にあるかやぶき屋根の家や、農作業にいそしむ住民らを描いている。100号の作品も多く、原田さんは「これだけ大きな作品を集めるのは初めて」と話した。

 ギャラリートークに参加した同市神科小学校4年の村田俊輔君(10)が「懐かしい感じがしてすごかった」と感想を伝えると、原田さんは「細かいことに気付いてくれてありがとう」と笑顔で応じた。

 11月21日までの午前9時〜午後5時(入館は午後4時半まで)。火曜休館。一般800円、大学・高校生500円、小中学生300円。未就学児無料。10月9日と11月6日の午後2時から、原田さん作の絵本の紙芝居上演がある。問い合わせは上田市立美術館(電話0268・27・2300)へ。

(9月18日)

長野県のニュース(9月18日)