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アジアの若い力、ダンスに 松本で22日に公演

出演するダンサーに振り付けを指導する北村さん(左から2人目)出演するダンサーに振り付けを指導する北村さん(左から2人目)
 日本とカンボジアのアーティストによる映像、音楽、ダンスを組み合わせた国際共同制作の作品「CrossTransit(クロス・トランジット)」の公開リハーサルが17日、松本市のまつもと市民芸術館であった。信州大人文学部准教授で振り付け家・ダンサーの北村明子さん(45)が、アジア各国の舞踊や音楽を取り入れ、現地の新しい文化や若者のエネルギーを伝えたいと企画した。22日に同館で公演する。

 共同制作の取り組みは2015年からの3年計画。北村さんが昨年、カンボジアやインド、ミャンマーを訪れて舞踊や音楽を含めた文化、生活の現状を調査した。特に、1970年代後半のポル・ポト政権下で処刑や強制労働などで多くの人が亡くなったカンボジアでは「現地の若者が新しい文化をつくり、新しい時代へ進んでいこうとするエネルギーを感じた」という。

 作品は、現地で調査した舞踊や音楽を取り入れて制作。北村さんが振り付けをしたダンスを映像や音楽と組み合わせ、北村さんを含むダンサーら7人が出演する。現地の若者から学んだことを伝えるメッセージも込めている。公開リハーサルでは、北村さんが日本やカンボジアのダンサーに振り付けを指導した。

 第1弾の公演は今年3月に都内で行われ、松本公演後は29日から4日間、再び都内で公演。来年はカンボジアなどでも公演する予定という。北村さんは「映像と音楽、ダンスの融合を体感してほしい」と話している。

 午後3時開演。3500円(25歳以下2千円)。問い合わせは、まつもと市民芸術館チケットセンター(電話0263・33・2200)へ。

(9月18日)

長野県のニュース(9月18日)