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マラソン視覚障害で堀越選手4位 長野から万歳

堀越信司選手の4位入賞に万歳する人たち=18日午後11時39分、長野市北堀堀越信司選手の4位入賞に万歳する人たち=18日午後11時39分、長野市北堀
 リオデジャネイロ・パラリンピックの男子マラソン(視覚障害)に長野市出身の堀越信司(ただし)選手(28)=NTT西日本=が出場した18日、堀越選手がしばしば訪れる長野市北堀の居酒屋「魚菜や」に常連客約20人が集まった。生中継がなかったため、スマートフォンやパソコンで公式ウェブサイトの途中の順位を確認しながら応援。4位入賞の結果に、大歓声が上がった。

 堀越選手は午後11時半ごろ、40キロ地点を4番目で通過。「行ける、行ける」と期待を高めた。4着でゴールしたとの情報に、拍手とともに「世界4位なんてすごい」「パラリンピック初マラソンでよく頑張った」と声が上がった。全員で万歳して健闘をたたえた。

 レース中、企画した同市の会社員塩入義彦さん(56)は「地球の反対側に向け応援しよう」と立ち上がり、全員が力走する姿を想像し、「フレーフレー堀越」と繰り返した。客たちは「ほ」「り」「こ」「し」で始まる文章「誇りを持って 凜々(りんりん)と 越えろ世界の壁 勝利に向かって輝け」と記したTシャツを着て、必勝の鉢巻きをした。

 店主の徳嵩今朝幸さん(62)によると、堀越選手は両親と3回ほど来店し、常連客と交流。今月1日、客たちが激励の言葉を書いた日の丸を店で両親に手渡した。徳嵩さんはレース前に、現地で応援する堀越選手の母倫世さんに携帯電話をかけ、「マイペースで走って、というのがみんなの気持ち」と伝えた。

 堀越選手と飲んだことがある同市の主婦松原綾さん(39)は「本人が納得できる走りができたなら、心から良かった」と笑顔。塩入さんは、4年後の東京パラリンピックに堀越選手が出場できれば、「もちろんこの場所で応援したい」と語った。

(9月19日)

長野県のニュース(9月19日)