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松本空港国際化へ始動 県・国・地元3市・FDAのチーム

 県営松本空港(松本市)の国際化などに向けて県は20日、国や地元自治体、航空会社の担当者らを交えたプロジェクトチームを編成し、同空港で初会合を開いた。国際化、空港の観光・にぎわい拠点としての活用、国内路線拡充の三つのテーマについて具体策を検討。関係機関の役割分担や連携強化を図りながら実行に移す。テーマごとの作業チームも設ける考えだ。

 プロジェクトチームは県、松本市、安曇野市、塩尻市、国土交通省、松本空港発着の定期便を運航するフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)の担当者ら14人で構成。県が6月にまとめた国際定期便の就航や国内路線の拡充に向けた「今後10年間の取り組み方針」の実現を目指す実務の中核となる。会合は非公開。

 取り組み方針では、国際線は台湾や中国、韓国など東アジア地域の空港との間に2路線を設け、週に計4往復させるとの目標を掲げた。国内線は新規路線を開拓し、現在の2路線1日3往復を、4路線1日6往復に拡充することを盛った。

 方針の実現に向けては、国内外の需要の掘り起こしなどが課題となる。プロジェクトチームは今後、2カ月に1回程度の頻度で会合を開き、優先順位を決めるなどして迅速な事業推進を目指す。

 事務局の県交通政策課は「県と関係団体が一体となって方針を実現するための第一歩にしたい」としている。

 松本空港の国際化に向けてはこの他、県が11月に専門部署を設置する。

(9月21日)

長野県のニュース(9月21日)