長野県のニュース

飯田や長野で避難勧告 台風16号

 台風16号の接近に伴い県内も各地で風雨が強まり、飯田市、伊那市、長野市、駒ケ根市が、土砂災害の危険が高まっているなどとして各市の一部地域に一時、避難勧告を出した。住民らは避難所に指定された近くの公民館などに避難した。大雨で増水している河川もあり、関係機関が警戒を続けた。

 避難勧告が出たのは4市の計5985世帯、1万4431人。飯田市は羽場、上久堅、伊賀良、鼎、上郷、上村地区の6地区(計311世帯)、伊那市は高遠町長藤地区(326世帯)、長野市は安茂里、篠ノ井小松原、中条3地区(計5298世帯)、駒ケ根市は中沢の吉瀬、南入両地区(計50世帯)。

 このほか上田、千曲、佐久、安曇野、諏訪市、上伊那郡辰野、飯島、箕輪町、上水内郡小川村が、全域または一部地区に避難準備情報を出した。

 気象庁によると、20日の24時間降水量の最大値(午後9時まで)は浪合172ミリ、阿南148ミリ、飯田125・5ミリ、宮田高原122ミリ、飯島111・5ミリなど。

 午後9時までの72時間降水量は御嶽山、浪合、宮田高原、須原(木曽郡大桑村)で200ミリを超えた。白樺湖198・5ミリ、白馬190・5ミリ、小谷188ミリ、聖高原179ミリ、鬼無里177・5ミリ、長野154ミリで、いずれも9月の観測史上最大となった。

 長野地方気象台によると、21日は温帯低気圧に変わった台風16号や前線の影響を受けて全県で曇り、所により雨となる見込み。

(9月21日)

長野県のニュース(9月21日)