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県内3団体、信州発信 G7閣僚らの「歓迎夕食会」出演

木やりを披露する小松さん(中央)と下諏訪町木遣保存会員ら=4月、同町木やりを披露する小松さん(中央)と下諏訪町木遣保存会員ら=4月、同町
 木やりや太鼓、踊りで各国の大臣をおもてなし―。北佐久郡軽井沢町で23日に開く先進7カ国(G7)交通相会合の「歓迎夕食会」で、県内の3団体がアトラクション(催し物)に出演する。各国の交通担当相らに楽しんでほしいと、各団体は県の伝統文化や日頃の練習の成果を見せようと張り切っている。

 3団体は、下諏訪町木遣(きやり)保存会(諏訪郡下諏訪町)、上田市民を中心につくる信州上田真田陣太鼓保存会(上田市)、信州大(本部・松本市)の卒業生らでつくる踊りのサークル「信衆(しんしゅう)」(松本市)。県が20日に明らかにした。夕食会は国と県、軽井沢町が開催する。

 下諏訪町木遣保存会は小松直人会長(66)ら計3人で参加し、3〜4曲の木やりを披露する予定。小松会長は「神をお運びする木やりの声は甲高くて驚く人もいると思う。信州の伝統文化として紹介し、海外の方にも御柱祭に興味を持ってもらいたい」と意気込んでいる。

 信州上田真田陣太鼓保存会は今年、NHK大河ドラマ「真田丸」の影響でイベントなどへの出演が例年の3〜4倍。技術指導者の三浦一浩さん(50)=上田市=は「会合自体は緊張感に満ちるだろうが、夕食会では日本伝統の和太鼓の音で心を癒やしてほしい」と話している。

 信衆は、山々や自然と共に生きる人々をテーマにした演舞をする。信大職員の鈴木良太代表(29)=松本市=は「盛り上げるため一生懸命にやりたい」。3分半ほどの演舞「前へ」に続き、後半は参加者も誘って踊りの輪を広げる。「海外参加者にも共感してもらえればいい」と望む。

 交通相会合の県推進協議会事務局の県産業戦略室は「地域に根差した文化を海外にアピールする絶好の機会」と期待している。

(9月21日)

長野県のニュース(9月21日)