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夢や思い出と30年ぶり対面 東御でタイムカプセル開封

旧東部町が埋め、30年ぶりに開封されたタイムカプセル=20日、東御市旧東部町が埋め、30年ぶりに開封されたタイムカプセル=20日、東御市
 旧小県郡東部町(現東御市)が1986(昭和61)年9月20日に旧町役場敷地内に埋めたタイムカプセルが20日、30年ぶりに開封された。東御市役所中庭で式典があり、当時小学生だった人たちが、未来の自分や友人に宛てた手紙や絵、食品などを取り出し、懐かしんだ。

 タイムカプセルは、旧東部町が町発足30周年を記念して埋めた。市が今月19日に掘り出し、市役所中庭に移していた。式典で高さ1・2メートルの球状のタイムカプセルを開けると、中からは手紙約1600通、小学生の絵、行政書類、流行歌のCD、インスタントラーメンなどが出てきた。

 小学生が書いた手紙が入った袋は、当時滋野小学校1年生だった市総務課主査の唐沢真崇さん(37)=滋野乙=と祢津小1年生だった市農林課主査の神津貴志さん(37)=新張(みはり)=が代表で受け取った。「おまわりさんになりたい」と書いた唐沢さんは「懐かしい。何とも言えない気分ですね」。神津さんは「仏壇に手紙を供えて、優しかった祖父母に報告したい」と話していた。

 式典では花岡利夫市長が、当時の故佐藤良男町長が30年後に向けて記したメッセージを紹介。「30年前の町民の生活を知るとともに、未来に向かって発展する何かの参考にしてくだされば幸いです」との文面を読み上げた。

 市は今後、取り出した手紙を宛先に発送し、他の収納品は10月3〜13日、市中央公民館で展示する。

(9月21日)

長野県のニュース(9月21日)