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リニア南アトンネル工事 大鹿村釜沢で来月説明会

 JR東海が進めるリニア中央新幹線の南アルプストンネル長野工区(約8・4キロ)で工事の最前線となる下伊那郡大鹿村釜沢地区で10月初旬、南アトンネルに関する工事説明会が開かれる見通しになった。21日夜、JR、釜沢地区の自治会、村の3者が協議し、10月5~7日ごろに開くことを決めた。

 リニア工事着手の前提となる村内の自治会を対象とした工事説明会は、全4カ所のうち既に他の3カ所では開催。釜沢地区では住民側の不信感もあって日程調整が難航していた。JR側は説明会を踏まえた「住民理解」を工事の前提としている。

 同地区では、8月26日のリニア工事に関連する県道改良に関する説明会で同社が村リニア対策委員の同席を拒否し、正副自治会長が抗議、退席した。自治会長の谷口昇氏(46)らによると、21日夜の協議でJR側は8月26日の対応について説明。同社は、事前に連絡があればできる限りの対応をするとしたという。

 当日退席した正副自治会長の2人に改めて県道改良の内容を説明し、自治会側は南アトンネルの工事説明会を同地区で開くことを容認した。

 谷口氏は協議後の取材に「地区住民の中にもとりあえず工事説明会は聞こうという声もあり、受け入れざるを得ない」と話した。

(9月22日)

長野県のニュース(9月22日)