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雨の中、大声で「よいさ」 下諏訪北小で「御柱」

下諏訪北小学校の「北小おんばしら」。子どもたちが保護者と共に学校周辺を曳行した=22日、下諏訪町下諏訪北小学校の「北小おんばしら」。子どもたちが保護者と共に学校周辺を曳行した=22日、下諏訪町
 諏訪郡下諏訪町の下諏訪北小学校PTAなどは22日、学校と周辺で「北小おんばしら」を開いた。雨が時折激しく降る中、雨具姿の児童たちは「よいさ、よいさ」と大きな掛け声を上げながら、学年ごとに1本ずつ、計6本の「御柱」を曳行(えいこう)した。

 曳行には、保護者も加わり約700人が参加。6年生の柱が最も大きく、根元の直径は45センチ、長さは約8・2メートル。6本の御柱は校庭に到着後、児童が車地(しゃち)と呼ばれる道具でワイヤを巻き取ったり、綱を引いたりして建てた。その後、風船を飛ばし「天までとどけ」などと書いた垂れ幕を掲げて祝った。高学年は校内の坂で木落としもした。

 柱のサワラは地元区が提供。柱を建てる際は、町内の建設業者でつくり、諏訪大社下社御柱祭で建て御柱を手掛ける「一六会」が協力した。

 「北小おんばしら」は、PTAの親睦を図る行事として1986(昭和61)年から7年目ごとに開催。見守ったPTA会長の林吉広さん(50)は「雨だったことで、より思い出深いものになったのではないかな」と話していた。

 会場では、信濃毎日新聞社の多目的広報車「なーのちゃん号」が、柱ごとに記念の「信毎ヨイサ新聞」を発行、計約千部を学校側に渡した。

(9月23日)

長野県のニュース(9月23日)