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骨髄バンク登録促す 県内の関係団体が連絡会議設立

 県内の骨髄バンクへのドナー(提供希望者)登録者数が低迷していることを受け、県や県内医療機関、ボランティア団体などが「県骨髄・末梢(まっしょう)血幹細胞提供推進連絡会議」を設立した。20日、松本市で骨髄移植推進フォーラムを開き、白血病などの治療につながる骨髄バンクへのドナー登録を呼び掛ける。

 県保健・疾病対策課などによると、県内の登録者数は3728人(9月末時点)で、18〜54歳の人口千人当たりの登録者数は4・27人と全国最下位。全国平均の8・21人と比べると約半数にとどまっている。全国のドナー登録者は46万5千人余。移植を希望しているのは3千人余(同)だが、患者とドナーの白血球の型が適合する必要があるため、実際に移植が受けられるのはそのうちの約6割にとどまる。

 連絡会議は10月、県や県赤十字血液センター、信州大付属病院、長野赤十字病院、市民ボランティアなど8団体で設立。定期的に会合を設け、登録の呼び掛け態勢といった課題の解決を目指す。

 フォーラムでは諏訪市のパート職員笠原千夏子さん(42)が、骨髄移植で白血病が治った経験を話す。笠原さんは、献血会場などで登録を呼び掛けたり、登録に当たっての注意点を伝えたりする骨髄バンクの説明員を務めている。県内の説明員9人でつくる「骨髄バンク長野ひまわりの会」の代表も務めており、「ドナー登録者を一人でも多く増やしたい」としている。

 フォーラムは松本市の県看護協会会館で午後1時半から。入場無料で、事前の申し込みは不要。問い合わせは、県保健・疾病対策課(電話026・235・7150)へ。

(11月4日)

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