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松代小4年生、史跡を保護者に案内 手製ガイドで説明

松代城跡で保護者に門や石垣などの説明をする松代小の4年生たち松代城跡で保護者に門や石垣などの説明をする松代小の4年生たち
 長野市松代町松代の松代小学校4年1組は4日、総合的な学習で地域の文化財について学んできた一環で、保護者を相手に地元の史跡の案内をした。これまでに「松代文化財ボランティアの会」のガイドの仕方も見学しており、児童23人が3班に分かれ、いずれも国史跡の松代城跡、真田邸、文武学校で学習の成果を試した。

 子どもたちは、松代地区を訪れる観光客が多いことに関心を持ち、文化財が多くあることに気付いた。自分たちで文化財を紹介するガイドブックを作ろうと松代まち歩きセンターを訪れ、並んでいるガイドブックを参考に写真付きで10月に完成させた。

 この日、松代城跡では8人が母親たちに自作のガイドブックを配り、所々で立ち止まって、石垣の積み方や櫓(やぐら)跡などについて代わる代わる説明した。門の役割について、北不明(あかず)門は「縁起が悪く、病人や死人を運ぶときにしか使わなかった」、埋門は「争いのときに土のうで埋めた」などと紹介した。

 今回の学習で埋門を知ったという加藤源輝君(10)は「間違えずにしっかりガイドができて良かった」。子どもたちは、普段遊び場にしている城跡の見方が変わったという。ガイドする青木隆成君を見守った母親の純子さん(39)は、「みんなで助け合って学習してきたことがよく分かった。また来た時に子どもに説明してもらえたらうれしい」と話していた。

(11月5日)

長野県のニュース(11月5日)