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永六輔さんの思い伝えたい 上田で26日 しのぶ催し

上田市内の幼稚園で講演する永六輔さん=1996年10月上田市内の幼稚園で講演する永六輔さん=1996年10月
 上田市出身の作家兼編集者・故小宮山量平さんの編集室「エディターズミュージアム」(上田市天神)は26日、放送作家や作詞家、ラジオパーソナリティーとして活躍し、7月に83歳で亡くなった永六輔さんをしのぶ催し「私の大学特別講座」を開く。永さんが残した平和へのメッセージを改めて伝えたいと、20年前に市内で行った講演を映像で振り返る。

 永さんは戦時中、小諸市に疎開。一時、旧制上田中学(現上田高校)に通った。疎開中のつらい思い出から50年余の間、上田市を訪れなかったというが、小宮山さんが創業した理論社(東京)から出版する絵本に永さんが寄稿することになったのを機に1996年10月、上田での永さんの講演が実現した。

 以来、永さんは小宮山さんの編集室「エディターズミュージアム」設立に協力した他、小宮山さんが亡くなった後も同ミュージアムの催しで講演を重ねるなどしてきた。

 特別講座では、「上田が大っきらいだった」と題して疎開の体験などについて講演する20年前の永さんの映像観賞に加え、市民らによる永さん作詞の曲のサックス演奏や永さんが作った詩の朗読がある。同ミュージアム代表の荒井きぬ枝さん(69)は「永さんのメッセージをこの場所(同ミュージアム)で語り継ぎたい」と話している。

 午後5時からで、申し込みは16日からエディターズミュージアム(電話0268・25・0826)へ。

(11月9日)

長野県のニュース(11月9日)