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軽井沢の別荘地で土砂崩落 2棟流される

崩落した土砂で流された建物(左)=9日午前10時45分、軽井沢町千ケ滝西区崩落した土砂で流された建物(左)=9日午前10時45分、軽井沢町千ケ滝西区
 9日午前5時40分ごろ、北佐久郡軽井沢町千ケ滝西区で土砂崩落が起きていると、停電の復旧に当たっていた中部電力から同町役場に連絡があった。町職員が確認したところ、別荘地内の斜面が幅30メートル余にわたって崩れ、少なくとも住宅2棟や電柱などが土砂に押し流されるなどしていた。住宅はともに無人で、けが人はなかった。町などは、ほかに被害がないか調べている。

 町観光経済課によると、崩れた斜面の上部に流れる御影用水の上堰(うわせぎ)に落ち葉や木の枝などが詰まってせき止められ、崩れた斜面側に水があふれていた。幅約1・5メートルの堰には直径1メートルほどの石があり、町や堰を管理する小諸市によると、堰に落ちた石に落ち葉や木の枝が引っかかり、せき止めて土砂崩落の原因になった可能性があるという。

 同町や同市、県などは一時、上堰の水を止めて復旧を図った。また、崩れた土砂は同日午後1時現在、斜面の下側を流れる御影用水の下堰(したせぎ)をせき止めており、あふれた水が別荘地に流れ出ている。

 現場は、浅間山麓の別荘地で、軽井沢町役場から北西方向に直線距離で約2キロの場所。御影用水は、同町の千ケ滝を水源とする上堰と同町内の湯川から取水する下堰があり、同郡御代田町との境目で一度合流し、再び分かれて小諸市御影新田と佐久市岩村田方面に水を供給している。

(11月9日)

長野県のニュース(11月9日)