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塚原(岡谷出身)引退 北京五輪陸上「銅」

 2008年北京五輪の陸上男子400メートルリレーで銅メダルに輝いた塚原直貴選手(31)=富士通・東海大三高―東海大出=が9日、今季限りの現役引退を表明した。母校の岡谷北部中(岡谷市)創立70周年記念式典で講演後、信濃毎日新聞の取材に明らかにした。

 岡谷市出身。陸上男子短距離界のエースとして活躍し、日本選手権100メートルは06〜08年に3連覇を達成。北京五輪の400メートルリレーは第1走者を務め、日本にトラック種目では80年ぶりとなるメダルをもたらした。100メートルでも準決勝進出を果たした。03年に信毎選賞、08年に信毎賞を受賞。

 8月のリオデジャネイロ五輪は若手主体の日本が男子400メートルリレーで銀メダルを獲得。塚原選手は「若手に託すことができた。けがに悩まされ、しっかり走りきって終われなかった心残りはあるが、競技人生にメダルという形を残せたのは幸せなこと」と話した。

 来季以降も富士通に残り、陸上教室やイベントを通じて普及活動や子どもたちの指導に当たる予定だ。

(11月10日)

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