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「予防」在り方考える 世界健康首都会議始まる

世界健康首都会議で講演する独フライブルク市のゼー前副市長=10日、松本市世界健康首都会議で講演する独フライブルク市のゼー前副市長=10日、松本市
 健康、医療分野での産業創出や健康寿命の延伸につながる社会の在り方を考える「世界健康首都会議」が10日、松本市のMウイングで2日間の日程で始まった。松本市や市医師会などでつくる実行委員会の主催で、6回目の今年は病気や老化、介護、自殺などの「予防」をテーマの中心に据える。初日は国内外の行政担当者らによる講演や健康に関連した製品の展示などがあり、約800人が訪れた。

 松本市と交流のあるドイツ・フライブルク市のハンスヨルグ・ゼー前副市長が基調講演。「都市政策は、都市の持続可能性と、生活の質の向上を両立させる必要がある」とし、市内の大学病院が医療を充実させるとともに雇用を生み出している例を紹介した。

 ブース展示には20ほどの企業や団体が出展。足の不自由なお年寄りが介助なしで室内を移動できる「サドル付き歩行器」、握力や片目を閉じて片足立ちを続けられる時間などから「運動能力年齢」を計測するソフトなどが並んだ。

 11日は松本市と交流がある台湾・高雄市の行政担当者による介護に関する講演や、「予防カルチャー」をテーマにしたパネル討論などがある。入場無料。会場では松本大(松本市)の学生と外食チェーン「王滝」(同)が共同開発した健康をテーマにした弁当の販売もある。

(11月11日)

長野県のニュース(11月11日)