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工業系女子高生を応援 松本で初のイベント

パネル討論で仕事内容などについて話す(左から)宮崎さん、小林さん、矢沢さんパネル討論で仕事内容などについて話す(左から)宮崎さん、小林さん、矢沢さん
 県内の工業系高校で学ぶ女子生徒が集う「はばたけ!高校生ものづくり女子ミーティング」が12日、松本市の県松本勤労者福祉センターで開かれた。ものづくりの将来を担う女性を増やし、地域の活力を高めようと県高校長会工業部会が初めて企画。工業系高校出身の女性3人によるパネル討論や参加者同士の意見交換会があり、参加した8校の生徒約40人が働き方のイメージを膨らませた。

 パネル討論では、茅野市の諏訪東京理科大4年、矢沢美貴さん(22)=駒ケ根工業高出身=が「大学での研究は工業高校を出ていた方が有利」と説明。上田市の設計事務所で働く宮崎裕美さん(35)=上田千曲高出身=は「仕事場は男性が多いが、女性で困ったことはない。珍しがられて、いろいろ仕事を教えてもらうことも多い」と話した。

 パネル討論に続き意見交換会にも助言者として加わった東御市の小林直子さん(35)=同=は、在宅で設計の仕事をしている。生徒から「建築デザインをやりたいが、就職先は施工管理の会社が多いのでは」と質問を受け、「デザインをやる会社もある。よく調べて希望に沿った会社を見つけてほしい」と激励した。

 地元の松本工業高から参加した2年山田彩加さん(17)=東筑摩郡朝日村=は「同じ勉強をする仲間に会えて安心した。先輩の話を聞いて、自分の道を進む自信が付いた」と話した。

(11月13日)

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