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上田小県の食材でおもてなし 新料理開発へ試食会

地元食材を使った「おもてなし料理」を試食する旅館、ホテル関係者ら=15日、上田市鹿教湯温泉地元食材を使った「おもてなし料理」を試食する旅館、ホテル関係者ら=15日、上田市鹿教湯温泉
 上田小県地域の宿泊施設や飲食店で観光客に提供する「おもてなし料理」を開発しようと、県旅館ホテル組合会上小支部は15日、上田市の鹿教湯(かけゆ)温泉交流センターで試食会を開いた。ホテル経営者らが4チームに分かれ、ジビエ(野生鳥獣肉)を使った洋風料理や、地元の食材を生かした家庭料理などを出品。旅館・ホテル関係者や県上小地方事務所の担当者らが真剣な表情で味わった。

 おもてなし料理の開発は、県内自治体などでつくる実行委員会が来夏に展開する大型誘客事業「信州デスティネーションキャンペーン」を見据え、食を通して上小地域への誘客につなげようという試み。この日、出品された料理はレシピ集にまとめ、組合員約130施設に配布し、普及させていく予定という。

 料理は和洋中を問わず、地元食材か県認定の食材「おいしい信州ふーど(風土)」を使い、「前菜」「メインディッシュ」「デザート」のセット1人前の食材原価を千円以内に抑えるのが条件。

 この日は、菅平高原で合宿する学生向けに、すりおろしたニンニク入りのしょうゆベースのたれ「美味(おい)だれ」をかけたバーベキューや、鹿教湯・霊泉寺・大塩温泉の地元産キノコのピクルスや「鹿肉ローストとリンゴの白ワイン煮」などが出品された。

 県旅館ホテル組合会上小支部長を務める斎藤善哉(よしや)さん(54)=上田市=は「思っていた以上の力作がそろった。おもてなし料理を食べるために、上小地域に(客が)来てくれるようになるといい」と期待していた。

(11月16日)

長野県のニュース(11月16日)