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天龍峡―龍江 19年度開通 飯伊で整備中の三遠南信道

 国土交通省飯田国道事務所(飯田市)は16日、三遠南信道飯喬(いいだか)道路の天龍峡―龍江(仮称)インター間の4キロについて、2019年度開通の見通しになったと発表した。当初は15年度の開通を予定していたが、区間内の天竜川に架ける天龍峡大橋(280メートル)の建設で、橋と交差するJR飯田線への落石防止対策などが必要になり、遅れていた。

 同事務所によると、名勝・天竜峡の景観への配慮を求めた文化庁との協議に時間がかかったことも遅れの理由。関係機関との調整がつき、工程を精査したところ、19年度中に開通できる見通しになった。天龍峡大橋も同時に利用開始となる。

 飯喬道路は延長22・1キロのうち、飯田山本―天龍峡インター間の7・2キロが08年4月に開通。龍江―飯田東(仮称)間の3・4キロは、17年度の開通予定が既に示されている。残る飯田東―喬木(仮称)間の7・5キロの開通時期は未定。

 天龍峡大橋は車道の下に歩道を設ける計画で、天竜峡一帯の観光客増につながると期待されている。牧野光朗飯田市長は天龍峡―龍江間の開通について「天竜峡再生の取り組みなどにとって大きな弾みになる」とコメントした。

(11月17日)

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