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県縦断駅伝出場30回目、決意新たに 大町北安曇・楜沢さん

男子30回出場者として表彰された大町北安曇の楜沢さん男子30回出場者として表彰された大町北安曇の楜沢さん
 19、20日の第65回県縦断駅伝競走(長野陸上競技協会、信濃毎日新聞社など主催)に出場する大町北安曇チームの楜沢(くるみざわ)俊明さん(51)=北安曇郡松川村=が18日、長野市の信濃毎日新聞社で開かれた開会式で、30回目の出場をたたえる表彰を受けた。1981(昭和56)年の初出場から実業団時代を除いて毎年出場。楜沢さんは「長距離選手になるきっかけとなった大会。来年も出場したい」と思いを新たにしていた。

 楜沢さんは陸上部に所属していた豊科高校1年生のころ、知り合いの大町北安曇チームの選手に誘われ県縦断駅伝に初出場。当時は中距離の選手だったが、駅伝出場をきっかけに自信が付き、長距離に転向した。2年生で出場した2日目の松本―塩尻区間で、区間新記録を出した上伊那の選手と激しく競り合ったのが「大会の一番の思い出」。翌年、同区間で優勝した。

 高校卒業後、中央大陸上部に所属し、4年連続で箱根駅伝に出場。4年生の時は「花の2区」で区間賞を獲得した。大学卒業後は実業団チームで6年間選手として活躍したが、選手として限界を感じる中で「地元で残りの競技人生を終えたい」と1994年、松川村役場に就職した。

 今大会では選手として走る予定だったが、補欠だった高校生の選手が記録を伸ばしてきたため、直前に辞退。サポート役に回った。大町北安曇チームの宮沢博文監督(46)=北安曇郡池田町=は「50歳を過ぎて現役で走っている。チームの精神的支柱であり憧れ」。楜沢さんは「初出場の中学生選手らに緊張しないよう声を掛け、目標の8位入賞を目指したい」と意気込んでいる。

(11月19日)

長野県のニュース(11月19日)