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聴導犬・介助犬 深めた理解 宮田小のクラブ

聴導犬になる「みちくん」(左)と介助犬になる「でんちゃん」の前で、活動内容を模造紙にまとめる児童聴導犬になる「みちくん」(左)と介助犬になる「でんちゃん」の前で、活動内容を模造紙にまとめる児童
 上伊那郡宮田村の宮田小学校に発足した「聴導犬クラブ」が22日、本年度最後の活動をした。村内にある社会福祉法人日本聴導犬協会(第21回信毎選賞受賞)のスタッフが、聴覚障害者を助ける聴導犬、肢体不自由者を支える介助犬の候補を連れて来校。子どもたちは犬と触れ合いながら、学んだことを模造紙にまとめて感想を発表した。

 同協会は聴導犬と介助犬を育成し、使用者に無償貸与している。クラブは今年5月、宮田小が授業の一環で協会を訪れている縁で発足した。本年度は4〜6年の児童計24人が参加。全10回の活動で、聴導犬と散歩したりブラッシングを教わったり、活動を校内に知らせるポスターを作るなどした。

 児童たちはこの日、5、6人の班に分かれ、12月に校内で展示する模造紙に写真を貼って感想などを書いた。授業の前後や合間には、介助犬になる「でんちゃん」と聴導犬になる「みちくん」と戯れていた。

 授業の最後に、児童の代表が作文を読み上げた。犬が好きでクラブに入ったという5年の平沢あおいさん(11)は「好きという気持ちだけだったが、応援したい気持ちが高まった」。6年の藤沢向日葵(ひまり)さん(11)は「聴導犬を村全体に知らせたい」と話した。

 協会スタッフの矢沢昌子さん(49)は「大きくなっても、障害者の方々と一緒に歩んでくれる人になってほしい」と呼び掛けた。

(11月23日)

長野県のニュース(11月23日)