長野県のニュース

地域振興局新設へ条例案提出 県会11月定例会が開会

県会11月定例会で提案説明する阿部知事=24日、県会本会議場県会11月定例会で提案説明する阿部知事=24日、県会本会議場
 県会11月定例会は24日開会し、県側は総額42億8800万円の本年度一般会計補正予算案や、地方事務所を改組して来年4月に「地域振興局」を新設する関連条例案などを提出した。阿部守一知事は提案説明で、地域振興局の設置により「これまで以上に主体的、積極的に地域課題の解決に当たっていくことができる体制を構築する」と述べた。

 知事は、地域振興局長が自らの裁量で使える「地域振興推進費(仮称)」の予算規模を、10カ所の合計で1億円程度とすると説明。従来は少なかった市町村の幹部級職員との人事交流を積極的に進め、各振興局に新設する企画振興課の管理職などに配置するほか、地域振興局ごとに設定する重点的な政策テーマに適した県職員の人事異動を行う考えを示した。

 大北森林組合(大町市)の補助金不正受給事件を巡り、知事は「県職員の行き過ぎた助言や現地調査の未実施など、県側の事務執行にも大きな問題があった」と改めて言及。「二度とこうした不祥事が起きないよう再発防止を徹底的に進め、県民の信頼回復に努める」と述べた。

 補正予算案には、老朽化が進む県信濃美術館(長野市)の全面改築に向けた準備費3537万円や、県営松本空港(松本市)の国際チャーター便誘致に向けた費用976万円などを計上した。

 11月定例会の会期は12月9日までの16日間。

(11月25日)

長野県のニュース(11月25日)