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長野市また入札積算ミス 「北部幹線」工事、再入札へ

 長野市発注の都市計画道路「北部幹線」の整備工事の入札で、市の積算ミスがあったことが24日、分かった。市は、工事契約を結ぶための議案を市議会12月定例会に提出予定だったが、来年1月に再入札を行うため見送る。同様の積算ミスは6、7月にも4件が判明し、チェック態勢を見直したばかりで、市都市計画課は「市民や業者に迷惑を掛け申し訳ない」としている。

 同課によると、対象の工事は、長野高専(徳間)南東側でしなの鉄道北しなの線をくぐる箇所の約300メートル区間。工期は2019年度までを予定している。

 11日に開札し、参加した8共同企業体(JV)の一つが10億300万円で落札した。開札後、市の積算内容を確認した他の入札参加JVから指摘があり、「単価の入力ミス」が分かった。ほぼ同じ内容で再入札を行うとして、市は具体的なミスの箇所や市の予定価格などを明らかにしていない。契約前のため、落札したJVへの賠償金などは発生しないという。

 6、7月の積算ミスでは、契約締結後にミスが分かったため、業者に計186万円の賠償金を支払った。これを受けて市は、開札から契約までの間に、入札に参加した業者が市の積算内容を確認できるよう手続きを改めていた。設計書も、従来とは異なり複数で確認する態勢に変更していたという。

 同課は「それでも見落としてしまった。さらに確認を徹底する」とし、「効率的な施工で、工期は延びないよう調整したい」としている。

(11月25日)

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