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木の熊さん、赤ちゃんへ 中野などの有志、市内産材で作製

中野市で今年生まれた赤ちゃんに贈るものと同じ形の熊の玩具中野市で今年生まれた赤ちゃんに贈るものと同じ形の熊の玩具
 長野県中野市などの住民有志でつくる「もくもくすくすく実行委員会」はこの冬、市内で今年生まれた赤ちゃん(40人限定)を対象に、市内産の木材で作った熊の玩具を贈る。幼いころから地元産の木材に触れてもらい、地域への愛着と木材への興味を育んでもらおうと初めて企画。12月7日まで希望者を募っている。

 原則として親が市内で暮らしていることが条件。出産予定日が年内の人も申し込める。当選者には12月25日(午前9時〜午後3時)に市民会館で玩具を渡す。

 熊の玩具は高さ約12センチで、中野市産のケヤキを使用。目や鼻先などの装飾部分は海外産のウォールナット(クルミ科)やブナをあしらう。胴体内部の空洞にビー玉を入れて、振ると音が鳴る仕組みだ。胴体底部に赤ちゃんの名前を刻印する。

 木製の家具や玩具を制作する工房テイクジー(中野市)が色違いの木々を組み合わせる「寄木(よせぎ)」の技法で玩具を作る。北信州森林組合(中野市)がケヤキを伐採、瑞穂木材(木島平村)が製材を担当した。

 事業費の一部には、市民団体の活動を交付金で支援する市の「中野のチカラ応援交付金」を活用。地域の木材で作った玩具を子どもに贈りたいと考えていたテイクジーが中心になって今年春に実行委をつくり、企業・団体に協力を呼び掛けた。

 実行委代表を務めるテイクジーの共同代表、影山尚久さん(36)は「皆さんに喜んでもらえるように玩具を作っている。物心つく前から赤ちゃんに木に触れてもらい、木が好きになるきっかけになればうれしい」と話している。

 希望者は、中野市役所などに置いているチラシに必要事項を記入し、実行委事務所(〒383―0015中野市吉田970の1)に郵送するか、同事務所ポストに投函(とうかん)する。希望者が40人を超える場合は抽選する。問い合わせは影山さん(電話080・1298・3360)へ。

(11月25日)

長野県のニュース(11月25日)