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岡谷であす市民オペラ「御柱」上演

市民オペラ「御柱」の会場となるカノラホールで初の合同稽古に臨む合唱団や声楽家、オーケストラ市民オペラ「御柱」の会場となるカノラホールで初の合同稽古に臨む合唱団や声楽家、オーケストラ
 7年目に1度の御柱祭がある「御柱年」に合わせて岡谷市カノラホールで27日に上演する市民オペラ「御柱」が近づいた25日夜、公募の市民合唱団や声楽家、プロオーケストラが同ホールで合同稽古に臨んだ。合唱団や声楽家はこれまでピアノ伴奏で稽古を重ねてきたが、オーケストラの演奏は初めて。合唱団員らはプロが奏でる旋律に驚きつつ、徐々に調子を上げていた。

 オペラは古代のスワが舞台。出雲の若者ミナカタが天竜川から流れ着き、スワの里長らとの愛憎や覇権争いの果てに4本の御柱が建ち、スワに平和をもたらす粗筋だ。県内出身のプロも含めた声楽家15人が出演し、合唱団89人とカノラ少年少女合唱団員28人が多彩な役で登場する。

 この日は、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の48人が合流。オーケストラピットに構え、音楽監督・指揮の山上純司さん(56)の指示で演奏した。兵士役として舞台に立った岡谷東部中学校3年小口拓真さん(15)=岡谷市=は「プロの演奏は言葉に表せないくらいすごい。本番は最高のステージにしたい」と意気込んだ。

 稽古に先立ち、市民合唱団などを対象にしたメーク講習会も開催。ヘア&メークアップアーティストのエイミー前田さん(東京)らが、役柄に応じた方法を教えた。諏訪清陵高校(諏訪市)2年の柄沢初音(はつね)さん(17)は「オペラのソリストのようにメークをしてオケと共演したら気持ちが高まってきた」と話した。

 オペラは1998年に初演し、4回目。実行委員会の主催で、信濃毎日新聞社などが共催する。チケットは3千円、小中高生千円。問い合わせはカノラホール(電話0266・24・1300)へ。

(11月26日)

長野県のニュース(11月26日)