長野県のニュース

県が農家に対策呼び掛け 鳥インフルで庁内連絡会議

 新潟県関川村の養鶏場などで高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたことを受け、長野県は29日、県庁で庁内連絡会議を開いた。農政部は、県内1036戸の家禽(かきん)農家から鳥インフルエンザを疑わせる通報はなく、同日時点で県内の発生は確認していないと報告した。

 健康福祉部、教育委員会などの担当者が出席。農政部は、関川村が山形県境にあって離れており、養鶏場もひなを出荷していないことなどから、疫学的に長野県内に感染が及ぶとは考えにくい―と説明。当面は農家に自主的な対策を呼び掛け、県として消毒などの措置は行わない方針を示した。農林水産省や新潟県から情報提供を受け、随時対応を判断していくとした。

 北原富裕農政部長は「関係機関と連携し対策を徹底したい」と説明。農家から通報があった際の立ち入り検査や、陽性だった場合の対策本部の設置手順などを確認した。

 農政部は同日、100羽以上を飼育する約100の養鶏農家に、発生状況を知らせる文書をファクスした。飼育する家禽の異常は早期に発見、通報するよう求めた。100羽未満の農家へは、県内5カ所の家畜保健衛生所を通じて郵送で文書を送る。

(11月30日)

長野県のニュース(11月30日)