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「アルティスタ東御」運営NPO 電力小売り事業に参入 

記者会見で電力小売りへの参入を説明する堀内理事長(左)、立川社長(左から2人目)ら記者会見で電力小売りへの参入を説明する堀内理事長(左)、立川社長(左から2人目)ら
 東信地方を拠点に活動するサッカーチーム、アルティスタ東御(北信越リーグ1部)を運営するNPO法人アルティスタドリームプロジェクト(上田市)は29日、電力会社のレジェンド電力(東京)と業務提携を結び、電力小売り事業に参入すると発表した。同社が県内で業務提携するのは初めて。同NPOは収益の一部をチームの強化費などに充てる。直接の資金提供でなく、普段使う電気の契約先を変更してもらうことでチームへの応援を募る。

 同日に佐久市内で開いた記者会見で、同NPOの堀内和彦理事長は電力の名称を「アルティスタサポート電力」にすると発表。収益の1・5〜10%をチームの強化費などに充てる計画で、年間1千万円の拠出を目指す。12月から利用者の申し込みを受け付け、来年から電力を供給する。利用者には料金の明細書と併せて選手からのメッセージを贈るなどの特典も検討中だ。

 電力の供給元となるレジェンド電力は、既に同様の仕組みでJ2の東京ヴェルディなど全国のサッカーチームの運営組織と提携しており、アルティスタは8例目。立川光昭社長によると、大手電力会社と同じ送電網などを使うため、電気に品質の差はなく、料金体系も同程度にする。

 堀内理事長は「市民の皆さんが参画しやすい形を模索して始める試み」と説明。立川社長は「今後さらにチームの協力者が増えるのを見るのが楽しみだ」と述べた。同NPOは、アルティスタ東御の公式サイトで電力事業に関する情報を発信する。

(11月30日)

長野県のニュース(11月30日)