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全焼の車、被害者が使用 野辺山の遺棄事件

遺体が見つかった現場から約2キロ離れた道路脇で全焼していた乗用車=27日、南牧村平沢遺体が見つかった現場から約2キロ離れた道路脇で全焼していた乗用車=27日、南牧村平沢
 南佐久郡南牧村野辺山の畑で山梨県甲州市の会社員斉藤弥生さん(36)の遺体が見つかった事件で、畑から約2キロ離れた村道脇で全焼した状態で発見された乗用車は、斉藤さんが仕事で使用している車だったことが29日、捜査関係者への取材で分かった。佐久署と県警捜査1課は斉藤さんが何らかのトラブルに巻き込まれ、何者かが乗用車に火を付けた可能性があるとみて、引き続き死体遺棄の疑いで調べている。

 燃えた車が見つかったのは、斉藤さんの遺体の一部が発見される約2時間前の27日午前8時すぎ。近くに携帯用の20リットル入りの燃料缶とライターが落ちていて、ナンバープレートがなかった。捜査関係者によると、斉藤さんが勤務していた質店の乗用車だった。

 質店は斉藤さん宅から西へ30キロほど行った山梨県昭和町の商業地にある建物の2階。周辺にはスーパーなどが並び、店舗の看板やのぼり旗で、ブランド品や貴金属などを鑑定、高値で買い取る―と宣伝している。

 長野県警は29日午後、遺体が見つかった南牧村の畑の現場検証を終えた。斉藤さんの所持品などは見つかっていないという。

(11月30日)

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