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木製スプーンを乳児に贈る事業 飯田市、検診時に手渡し

ヤマザクラの間伐材で作られた木製スプーンヤマザクラの間伐材で作られた木製スプーン
 長野県飯田市は、離乳食を取る乳児に手作りの木製スプーンを贈る「はじめての木念品(きねんひん)」事業を始めた。子どもの頃から地域の木に親しんでほしい―と企画。離乳食の指導がある4カ月児健診の際に、保健師が保護者に手渡す。

 スプーンは飯田下伊那地方の山林整備で間伐されたヤマザクラを使い、地元の木工職人が1本ずつ手作りした。長さ14センチで口に入る部分の幅は2・5センチ。生後7カ月ごろからの使用を想定している。保健師の提案で、より安全性の高いエゴマ油を塗って仕上げているという。

 贈呈は、今年4月以降に生まれた市内在住の乳児が対象。約900本作り、費用の130万円は県森林づくり県民税(森林税)で全額賄った。市内3会場で実施する4カ月児健診で今月から手渡し、4〜6月生まれの乳児には7カ月児相談の際に贈るという。

 市林務課は来年度以降も事業を継続する考えで、「木の優しさやぬくもりを実感し、暮らしの中にたくさんの木を取り入れてほしい」としている。

(11月30日)

長野県のニュース(11月30日)